
いっしょに歩もう、いっしょに学ぼう
普通科
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2年生の「言語文化」で詩の群読に取り組みました。
群読は複数人で声を合わせて読む活動です。複数人の声が重なることで一人読みでは得られない声の厚みが出て、新しい表現が生まれます。原稿を創りあげる過程で、グループのメンバーが互いに意見を出し合い解釈をすり合わせていくことで、詩の理解も深まります。
どのクラスも3時間設定の最終回を迎え、群読の発表を行いました。
1時間目:グループごとに群読する詩を決め、互いのイメージを出し合いました。
2時間目:詩で伝えたいテーマを決め、詩のフレーズや語句をどのように分担して読むのか、メンバーと話し合いながら原稿を作成しました。原稿ができたグループは声を出して読みの練習を行いました。
3時間目:発表の日。前半20分ほど練習の時間を確保したのち、グループごとに発表しました。互いに発表を評価し合い、最後には自分の取り組みの評価を行って群読の授業を終えました。
生徒達は、この授業を通して詩への理解を深め、楽しさを味わえたのではないかと思います。
また本校では11月17日(月) ~ 21日(金)の間、「公開授業週間」を設定し、教員同士で、授業見学と交流を行っています。今回の目的は「未来力アプリを活用した授業の構築と実践」です。
未来力アプリとは、本校生徒の目指す姿を基に、未来を見据えて育みたい力を整理したもので、「コミュニケーション力」では伝える、受け止める・言い換える問い直す、他者の視点で考えるがあります。今回の言語文化は他者の視点で考える力を育むために実施しました。
今回の「公開授業週間」を通して、自立するための基礎を身に付け、社会の創り手として主体的に行動し、豊かな社会生活を送ることができる生徒を育てられるよう、日々の授業改善につなげていきます。

