「なりたい自分」を探し、深める!
普通科・教育みらい科
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先日,京都市立京都工学院高等学校にて開催されました「市立高校グローバルフェスタ2020」にて,中学2年生のみなさんに塔南高校の授業を体験していただきました。
「市立高校グローバルフェスタ」とは,中学2年生のみなさんに京都市立高等学校の特色ある授業を体験していただき,高校の学びからキャリア発達を支援することを目的とした事業です。
本校のテーマは「ワクワクがいっぱいの世界」で,身近な疑問についての解答を導き出すために,グループの仲間といろいろな方法について話し合うというワークショップを行いました。
中学生20人を5グループに分け,それぞれのチームに高校生2人がチューターとして入り,クイズに挑戦しました。クイズの解き方は「フェルミ推定」という方法を使用しました。
「フェルミ推定」とは,日本全国のマンホールや電柱など実際に調査することが難しい量を,いくつかの手がかりから論理的に推測し概算するというものです。
今回の体験授業では,「日本全国にはいくつコンビニがあるのか」というクイズを (1)京都府にあるコンビニの数,(2)日本全土の面積,(3)日本国内にあるコンビニの種類数という3つの手掛かりから解いていきました。「フェルミ推定」では答えのない疑問を推論しますが,今回は解答のある疑問を選び,達成感も得られるようにしました。
解いていく過程を各グループがボードに貼った模造紙に記入していき,最後に各グループからその過程を発表していくことにしました。また,本校生がタブレットを使用して,中学生から出た疑問についてあるルールの下で調べることもできるようにしました。
各グループでは,慣れるにしたがって中学生からいろいろな疑問が出てきました。「京都府にある全コンビニの数を出すにはどうしたらいいかな」や「僕の家の近くには〇〇というコンビニは1軒しかない」などから始まり,「京都府では12?に1軒セブンがあることになるよ」と概算をし始,熱く解き方を語る中学生や次々計算式をメモ用紙に書く中学生もいました。
最後に,各グループの中学生がグループで考えた過程とグループで概算した数字を発表しました。いろいろな意見が出て,3種類の過程と解答をあげたグループもありました。 他のグループの発表を聞いて,「おー」や「えー」というように顔を見合わせるグループもありました。
この授業の準備をしているときに,「中学生がフェルミ推定を理解してくれなかったらどうしよう」,「意見を言ってくれるかな」,「疑問はでるかな」と高校生は時間をかけて話し合い,それぞれの生徒が中学生から意見や疑問を引き出す方法を考え,高校生にとっても大変貴重は経験になりました。
今回はクイズを解くところから始めましたが,これを機会に,中学生のみなさんがまず身の回りのことに疑問を持つところから始めて,解答に至るいろいろな過程を考えていってほしいものです。
この授業体験に参加してくれた中学生のみなさんが,塔南高校に入学し,様々な場面で活躍する日がくることを楽しみです。塔南高校は,みなさんにお会いできる日を楽しみにしています!