「なりたい自分」を探し、深める!
普通科・教育みらい科
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8月6日(金),本校の防災ボランティアリーダーの生徒たちは,京都大学防災研究所・宇治川オープンラボラトリーを訪問させていただき,豪雨災害の際に経験することが想定される様々な模擬体験学習を実施していただきました。
雨水流出実験では,1時間あたり200mの豪雨体験をしながら,上流で大雨が降ると,下流付近は雨が降っていなくても急に川の水かさが増え,鉄砲水の危険性があり,河川が氾濫していくことを課程を観察することができました。次に,実物大階段模型では,実際に流水階段歩行を体験し,地下に水が流れ込んできたとき,階段が上がることが大変困難になることを体感いたしました。最後に,浸水体験実験装置では,実際に浸水することで,ドア開閉が水圧でできなるなるなどの危険性があることを身体をもって体験しました。
「災害」というと,地震や火山噴火を連想してしまいがちですが,数年前の集中豪雨災害では,京都でも河川の氾濫が発生したように,最大限に警戒しておかなければならないのが,水の災害であることを改めて認識しました。
今後は本日の体験学習をしっかりと振り返り,水害の危険性を認識したうえで,他の生徒への共有していくとともに,地域の防災訓練にも活かしていきたいと考えています。
京都大学防災研究所教授の川池先生をはじめ関係の皆様,コロナ禍の中で貴重な体験学習の機会を提供していただき,誠にありがとうございました