「なりたい自分」を探し、深める!
普通科・教育みらい科
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オリエンテーション合宿2日目。教育みらい科は,苅谷剛彦『学校って何だろう』に関するグループ発表に挑みました。
前日にポスターの下書きと発表原稿(シナリオ)作成を終えていた生徒たち。2日目の朝は,発表会が始まる直前まで,原稿を見ずに発表する練習を繰り返したり,印象に残る発表方法について話し合ったり,活発に準備を進めていました。
発表会は,どのグループも時間を守って堂々とした発表ができていました。質疑応答でも議論が深まり,自分が担当した部分はもとより,他のグループの発表内容がきっかけとなって教育について改めて考えさせられた生徒も多くいたようでした。
発表会で実際に交わされた質疑応答の様子を一部ご紹介します。
【質疑1】
自分の出身中学は私服だったが,規律は守られていた。制服には本当に規律を守らせる効果があるのか。
【応答1】
内面の一体感をもつことは私服でもある程度可能かもしれないが,外見を統一することで「この学校の一員なんだ」という意識が高まり,より効果的に規律を守らせることができると思う。また,学校外の人から見ても,「○○学校の生徒だ」と分かりやすいことも一体感を高める助けとなる。
【質疑2】
子どもの非行をなくすために学校ができることは何か。
【応答2】
子ども一人一人に細かく目を配り,保護者とも連携することが必要だ。しかし,これは学校だけでは解決できない難しい問題だ。地域や警察・役所などが協力して対策を考えることが大切だと思う。
写真左:ポスター作成も大詰め。
写真右:発表会の様子。教員からも質問が飛びます。