「なりたい自分」を探し、深める!
普通科・教育みらい科
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8月19日(金),防災ボランティアリーダーの生徒たちは,京都大学防災研究所・宇治川オープンラボラトリーに災害体験型学習に行って来ました。
水害を実際に体験することのできる世界で有数の研究施設です。最初施設の方にここ数年で起こった水害などについてお話し頂きました。
雨水流出体験,階段模型による地下での水害及び避難体験,ドア模型による浸水体験を体験しました。実際に水害を体験することで,安全は確保されているものの,水害の怖さを今までとは違う形で実感することができたと思います。
水害はごく身近にあります。本校でも夏休み前に水害に関する避難訓練ということで,垂直避難のシミュレーションを行いました。実際に災害が起こったときに,冷静に判断し,落ち着いて行動することができるように,またそれができる生徒たちが本校の中で多く存在しているように,今後も防災ボランティアリーダーは活動していきたいと思います。
以下,参加した生徒たちの感想となっております。
実際に水害が起きた時は,今日のように冷静でいられないと思うので,どんなときも焦らず落ち着いて行動することを大切にしたいと思いました。また,水害が起きた時の自分の状況を客観視できるようになりたいなと思いました。(1年生Mさん)
どの体験でも水に対する恐怖や普段とは違う水の姿に改めて驚きました。毎年,水害が発生していると聞いて,他人事ではないと感じ,普段から備えをしておく必要があると分かりました。今回の話や体験から学んだことを自分たちだけで共有するのではなく,全校生徒や地域の方々にも伝えていけたらいいなと思います。 (2年生Kさん)
今後は,本日の体験学習をしっかりと振り返り,水害の危険性を認識したうえで,他の生徒への共有していくとともに,地域の防災訓練にも活かしていきたいと考えています。
京都大学防災研究所教授の川池先生をはじめ関係の皆様,コロナ禍の中で貴重な体験学習の機会を提供していただき,誠にありがとうございました。