「なりたい自分」を探し、深める!
普通科・教育みらい科
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10月30日(月)現場実習授業が終わった後は、教員養成支援室の専門主事の先生方と振返りです。小学校・中学校の校長先生を務めてこられたベテランの先生方とお話ししながら、学校現場実習の取り組みをふり返ります。
観点は3つ。
1つ目は取組から実習までの間で自分の力を注いだこと。
2つ目は実習期間を通じて感じた教員の魅力。
3つ目は実習期間を通じて感じた教育の難しさ。
1つ目については「否定しない」「仲良くなる」「笑顔でいる」「子供たちの特徴を考えた教え方」「クラスの特徴のよい面を活かす」などが高校生からは、あがりました。
主事の先生方からは、子どもたちのやりたいという気持ちをいかに引き出すか。やりたいことと時間のバランス・強弱の付け方において自分のやり方を見つけ出すことと助言をいただきました。
2つ目については「子ども達の成長を見届けられる」「一日一日少しづつ成長していることを感じられる」「先生と呼ばれる責任感」「授業で分かったと言ってくれた時の喜び」などです。
主事の先生方も、子どもたちが色々なことを感じてくれたり成長してくれる楽しさを伺えました。そのためにもその子がどのようにしたら少しでもいい方に変われるのかを考えていくことが大切だと述べておられました。
3つ目については「一人一人の違いについていくことの難しさ」「予測不可能なことが頻発すること」「やることの多さ」「自分たちの知識とのギャップ」などがあがりました。
主事の先生方からは、周囲の先生たちとの相談を提案いただく一方で、今回の大変だったという気持ちを忘れないでいることの大切さもうかがいました。
これで16年間続いてきた学校現場実習も終了です。
毎年高校二年生で体験した授業実施という貴重な体験が、教育みらい科の生徒たちのこれからの糧となることを願っています。