「なりたい自分」を探し、深める!
普通科・教育みらい科
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グローバルリーダー育成研修の8月2日(日)の様子が、引率の先生から届きました。
ロンドン市内をフィールドワークするなど、楽しい一日を送ったようです。
*************8月2日(日)****************
昨晩の興奮も冷めやらぬまま、早朝ロンドンに向けて出発しました。先週の寒さが嘘のように天候にも恵まれました。現地のガイドさんと合流し、まずはロンドン塔からのシティークルーズで、ロンドン橋、ロンドンアイなどを船からゆっくり見学、ビッグベン付近で下船し、バッキンガム宮殿に向かいました。
映画やガイドブックの中での光景や歴史的建造物が並ぶ美しい街並みに皆圧倒されながら、市内散策を楽しみました。
大英博物館では、短い時間でしたが、ガイドさんの興味深いお話を聞きながら、ロゼッタストーン、死者の書、ミイラなど世界的に有名な展示物を見学し、古代エジプト、紀元前の世界について見識を得ました。
その後、ロンドン大学に移動。ロンドン大学は、長州5(注参照)が留学に来たことでも有名な大学で、日本と縁が深い大学です。その講義室をお借りし、ロンドンの企業で活躍しておられる日本人の飯塚忠治氏に、グローバルリーダーに必要なことやコミュニケーションについてご講演いただきました。
人生の中で難題、危機だと思えることも、それを跳ね返す力があれば、実はおおきなチャンスに変わるということ、コミュニケーションとはよい表現で、表情で伝えるものであり、その根底は個々人の愛であること、そして自分は何者かーwho I amーまず一人一人、人格を持った個人であることなどについてお話いただき、最後にグローバルリーダーに必要な資質として、well-balanced, principled,thinker, knowledgable,
communicator,inquirer, risk-taker, caring, open-minded, reflective
をあげていただきました。
すばらしいお話に皆のめり込み、リーダーとして自分に何が必要か、またこの研修で得たことをどう活かしていくかをそれぞれが考えるよい機会となりました。
研修も2週目に入り、ますます自覚を持って様々な活動に参加し、積極的に学んでいる様子が見られます。
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注)長州5(ファイブ)…江戸時代末期(幕末)に長州藩から清国経由でヨーロッパに派遣され、主にロンドン大学ユニヴァーシティ・カレッジなどに留学した、井上聞多(馨)、遠藤謹助、山尾庸三、伊藤俊輔(博文)、野村弥吉(井上勝)の5名の長州藩士を指す。
【写真上】ロンドンアイ
【写真中】バッキンガム宮殿前
【写真下】飯塚氏講演atロンドン大学