「なりたい自分」を探し、深める!
普通科・教育みらい科
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12月17日の訪問先のつづきです。
●公益財団法人京都市国際交流協会●
2年生特別進学コースの生徒7名が,京都市国際交流協会を訪問しました。はじめに,京都市国際交流会館内を案内していただきました。会館内には,情報提供や交流に使用できるメッセージボードのほか,情報サービスコーナーやボランティアルーム,様々な言語で書かれた新聞や書籍が蔵書されている図書館があり,生徒たちは,とても興味深そうに見学していました。つぎに,京都市国際交流協会の概要や外国の方の現状など説明をしていただきました。生徒たちは,真剣な表情でメモを取りながら説明を聞いていました。続いて,働くときに必要な力は何かということを生徒に問いかけながら,働くことについてお話していただきました。「社会に出ると年齢・性別・国籍・経験・役割など多様な人とともに働くことになる。相手の立場になって,何を伝えたいのかを想像する力が必要である」など,経験を交えながら,説明してくださいました。質疑応答でも,生徒の質問に対して,一つ一つ丁寧にお答えいただきました。生徒たちにとって多くの気づきがある訪問となりました。ありがとうございました。
●京都市総合企画局国際化推進室●
京都市総合企画局国際化推進室を生徒5名が訪問しました。
国際化推進室と市議会の計8名の方に迎えていただき,京都市会についてや国際化推進室の業務内容などをお話しいただきました。世界歴史都市連盟など他国への視察も含めた海外での取組や,多文化共生を目的とする国内での取組などを紹介していただき,多肢に渡る内容に驚きました。
その後,2グループに分かれて膝を突き合わせての質疑応答になり,生徒たちは自分のこれからのことをイメージしながら,英語の資格はどのレベルまで必要か,高校生のときはどのようなことをしていたかなど,多くのことを質問し吸収できていました。
また,市議会の会議場では,市長や議長の席,イタリアから頂いた小さな鐘など貴重なものを見学させていただきました。遠くに感じていた議会を身近に感じることができ,非常に貴重な経験でした。
生徒たちは身近なところでの多文化共生や国際化,政治への意識が高まり,最後は非常に高揚した様子で,とてもよい訪問になりました。
(左)公益財団法人京都市国際交流協会
(右)京都市総合企画局国際化推進室