美術を通して、これからの時代を生き抜く力を磨く!
美術工芸科
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(11月20日記事のつづき)
11月9日(月)~20日(金)まで,教育実習期間でした。進路指導部が発行している生徒向け進路情報ニュース『進路通信』に寄稿してもらった教育実習生からのメッセージを掲載します。1年生から3年生まで,それぞれの学年の生徒が,自分自身の今とこれからを考える上で,貴重なメッセージが寄せられています。
『進路通信』は生徒のタブレットのClassi にすでに配信しています。
(メッセージつづき)
・大学はとても自主性が問われる場所で,これをしろ,あれをしろという指示はあまりくれません。授業で楽しようと思えばいくらでも楽ができます。そうしている内に周りの人たちはどんどん新しい作品を作りだし,前に進んでいました。私はこのままではだめだと感じ,思い切って高校生の時とは違う専攻で学びなおすという選択をしました。
・将来に不安を感じ,本当にこの選択肢でいいのかと悩むことがあるかもしれませんが,その時にはまず「本当にやりたいことは何なのか」を考え,様々な場所に足を運んでみてください。そして,今しかない自分探しの時間を大切にしてください。
・今もふとした時に心配性がその片鱗を表すことがありますが,その時にはできるだけ多くの人と話して,選択肢を増やすようにしています。多くの人と話してもそれは一意見であるということを決して忘れないようにして,物事をより多角的にとらえるように日々過ごしています。
・高校の時はあまり思わなかったのですが,よく感じることがあります。俺は,努力は必ず報われるとは限らないが,結果を出した人は必ず努力している,ということです。私は研究を成功させるために日々の勉強・解析を進めています。私はまだ大きな結果は出せていませんが,自分のやったこと,日々の努力の積み重ねは少しずつ結果に還元されているのを実感しています。
・自分が考える失敗は失敗ではなく大きな経験による経験値です。それに渡井sたちが普段失敗という言葉を使うような出来事は根本的には失敗じゃないです。デジタル化やSNSの普及により周りの様々な声が聞こえやすくなってしまった世の中ですが,周囲との比較や,あたかも一般論であるかのように騒がれていることなど,そんな事気にせず,何をするにも必ず自分だけの自信を持ってください。そして好きな事は諦めず何十年でも続けて欲しいです。