美術を通して、これからの時代を生き抜く力を磨く!
美術工芸科
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4月8日(金)、午前中の入学式のあと、午後からは前期始業式を行いました。
始業式に先立って、転退職された先生方の紹介し、先生方からいただいた本校生へのメッセージを披露しました。引き続き、新転任の先生を紹介し、代表の先生から挨拶をしてもらいました。
前期始業式で、校長から、100歳を超えて現役で活躍しておられる聖路加国際メディカルセンター理事長の日野原重明さんと、墨を使った抽象画を描く美術家の篠田桃紅さんの対談の話をしました。日野原さんは10年先の予定を書きとめると言うほど将来のビジョンをもって仕事をしている方、篠田さんは戦後渡米したあと世界を舞台に制作活動をしてきた方で、アートは普遍だと言っておられます。「青春」は「人生のある期間」を言うのではなく「心の様相」であると謳うサミエル・ウルマンの「青春」という詩を取りげ、悩みや不安、思い通りにいかないのは10代ではあたり前、それが青春時代、みんなそんな渦の中にいるということを知って、自分のことだけでいっぱいにならず他者への共感をもってほしい、他者と違うことで傷つけられたり、傷つけたりしてはいけない、「青春」の詩にあるように「優れた創造力、逞しき意思、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易振り捨てる冒険心」をもって一日一日大切に過ごしてほしい、と話しました。
そのあと、担任、主任等の紹介をし、始業式を閉じたあと生徒会主催の対面式へと移りました。