美術を通して、これからの時代を生き抜く力を磨く!
美術工芸科
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現在1年生の造形表現授業では,2年次に専攻選択をするために,8専攻の中から3分野に絞って専門実習授業を体験しています。
【洋画専攻】(写真上)
洋画専攻では,静物の油彩画制作を行っています。
モチーフは,フランスパン,布,ワイングラス(色水入り)を地涌に組み合わせて,6号のキャンバスボードに描いています。
洋画で使用する絵の具は,これまで中学校まで使用してきた水彩絵の具やアクリル絵の具とは違い,表現方法や表情が大きく違います。
その特性を活かしながら,悪戦苦闘しながら一生懸命に取り組んでいました。
同じモチーフを描いていますが,生徒一人ひとり個性が出て,とても魅力ある作品になっています。
あと3回の授業で,表現できるすべてを出し切ったものになるよう,取り組んで欲しいと思います。
【彫刻専攻】(写真下)
彫刻専攻では,粘土によるベートーヴェン面取りマスクの摸刻を行っています。
まず,面取りマスクをよく観察し,後に立体的な表現ができることを考えて,デッサンを描きます。
その後,粘土のモデリング技法を理解しながら,意図に応じて材料や用具を活用し,手法や技法などを創意工夫しながら制作をします。
粘土でのマスクが完成したら,石膏による型取りの方法を学びます。
本日は3分野選択の3回目であり,粘土によるマスクの完成を目指して,面取りマスクと見比べながら最後の修正に取り組んでいました。