美術を通して、これからの時代を生き抜く力を磨く!
美術工芸科
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先週8日(金)に、宮崎県を拠点に活動されている「んまツーポス」さんに、お越しいただき1年2組と3組の「探究 l 」で、連携授業を行いました。
「んまつーポス」を逆さから読むと「スポーツマン」。「物事を逆さから捉える」をコンセプトに、ダンスといった身体表現を中心に、発表やワークショップなど幅広い活動をされています。銅駝美工とのこれまでの関わりとしては、昨年度末に行われた1年生向けのオンライン美術研修における、1年1組(現2年生)との2日間にわたる研修授業以来となります。今回は1年生3クラスそれぞれ、夏休みを挟んで3回の授業を予定しています。1年生のみなさん、お楽しみに!
初回の授業内容としては、「んまつーポス」さんの紹介から始まり、グループに分かれ、校内や校外から場所を選び、その場所を背景に「ポーズ」を撮る。そのポーズとは、プロのダンサーたちの一瞬が切り取られた写真をもとに、普段使わない身体の動きを、練習し撮影に臨みます。
また、場所を検討し選ぶという行為を通して、グループのコミュニケーションを図ることも目的としています。同時進行で教室内では、オキュラスというゴーグル上の機器を用いて、仮想空間内に生徒自身が入り、アバター作成からスタートし、アバターと身体をリンクさせ、仮想空間でグループメンバーが集合し、全員で覚えた「ポーズ」を取って、撮影までを行いました。
リアルな身体とバーチャルな身体を行き来することで、改めて身体を見つめ直してもらうとともに、今後、VRなどの技術や環境が、日常レベルでますます浸透してくることを予想すると、今回の体験を通して、これから何ができるか、どう向き合うか、など考える機会となれば嬉しいです。