美術を通して、これからの時代を生き抜く力を磨く!
美術工芸科
〒604-0902 京都市中京区土手町通竹屋町下る鉾田町542[MAPを見る]
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(つづき)
午後からは、新宿から清澄白河まで、各班ごとで公共交通機関を用いて現地集合するという翌日の研修に向けての練習のような移動でしたが、不慣れな土地にも関わらず、全グループが定刻に東京都現代美術館に集合しました。
研修の内容は、学芸員の郷さんによる鑑賞前の事前レクチャーとして、
都立の美術館の成り立ちや今展の概要を説明していただき鑑賞マナーやルールについてもお話いただきました。
開催中の展覧会は、
MOTコレクション「コレクションを巻き戻す2nd」展
「ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ~柔らかな舞台」展
「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展
海外の先鋭的な映像分野における現代美術作家の個展、60年代から収集している市民の財産でもあるコレクション展、集客力のある人気ファッションブランドの回顧展、
といった3つの展覧会をバランス良く企画されている点からも、市民に美術を還元していく取り組みが見え、また展覧会のパンフレットやパネル、キャプションなど
環境作りといった面からも見やすさや分かりやすさを感じたという声も生徒たちからあがりました。
2時間という少ない時間で残念でしたが、生徒たちがメモやスケッチなど作品や空間と向き合う姿がとても印象的でした。
帰りも横浜のホテルまで各班それぞれの行動でしたが、乗り継ぎや複雑な電車の種類や経路に苦戦を強いられていましたが、翌日の良い経験となったのではないでしょうか。