美術を通して、これからの時代を生き抜く力を磨く!
美術工芸科
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(つづき)
1月19日(木)
今研修のメインとなる各班ごとの自由行動です。この日のために探究 l での事前授業や計画立案を通して、目的を設定し、様々なミッションを遂行しました。
チェックポイントでもある森美術館で開催中の「六本木クロッシング2022」では、今まさに、日本における現代美術の動向を知ることができ、六本木ヒルズ53階という高層にある特別な立地、高速エレベーター、ビルの中にあるとは思えない広い空間や巨大な作品群、平日午前にも関わらず多くの入場者で賑わう様子から生徒たちはスケール感や迫力に圧倒されていました。
なぜ、東京・六本木という都会の中心に、現代美術を専門に特化された美術館があるのか。社会の中で必要とされている現状を、肌で感じたのではないでしょうか。
そして、今回特に大事な点として、街の中にある現代美術のギャラリーを探すというミッションがあります。おそらく想像以上に、ギャラリーが街の中に根付いていて、日常的に美術作品が鑑賞され、売買され、流通しているというまた一味違うリアルを生徒たちは感じ取ってくれたのではないでしょうか。きっと、1年生研修全体の目的である「自身の持つ地図が拡張」されたはずです。
また、2組の研修テーマでもある「現代美術を身近なコトとするにはどうすれば良いか?」という問いに対して、今回様々な専門家や施設と出会い、そして鑑賞体験を通して、答えを導くためのカケラのようなものをひとりひとりが掴むことができたのでは
ないでしょうか。
これからの探究 l での事後学習や、さらには今後2組のみんながつくる作品に影響していくのか楽しみです!