美術を通して、これからの時代を生き抜く力を磨く!
美術工芸科
〒604-0902 京都市中京区土手町通竹屋町下る鉾田町542[MAPを見る]
TEL. 075-211-4984 FAX. 075-211-8994
明治13年創立の「画学校」を前身とする銅駝美術工芸高校は,創立以来,京都はもとより,日本を代表する優れた芸術家を数多く輩出してきました。
平成16年度からは,21世紀の美術工芸界で活躍する人材の育成を目指して,これまでの8つの小学科を「美術工芸科」1科に学科改編し,基礎学力の充実及び実技力の確実な定着・伸長,生徒の学習意欲や将来の進路希望に応じた多様な科目・コースの選択の実現を目的とし,大学等でのより高度な美術専門教育を念頭に,教育活動の充実を図っています。
その充実した教育実践の下,平成19年3月に卒業した「美術工芸科」第1期生は,96名中,東京芸術大学に1名,京都市立芸術大学に10名,金沢芸術大学に6名など,国公立大学に延べ31名が現役合格するという過去最高の進路実現を達成しました。その後も確実な進路実現に向けた取組を行い実績を残しています。
また,全生徒の作品を京都市美術館で展示・発表する「美工作品展」は,第25回を迎えた平成16年度から,開催時期を10月(それまでは1月)に変更,また期間を拡大して開催しています。平成22年度も7,000人を超える来場者を数えるなど,芸術の秋にふさわしい,市民の皆様に親しまれる作品展となっています。
さらに,京都市動物園で小中学生と銅駝美工の生徒が一緒に動物たちを描く「動物園写生会」を実施したり,「寺町美術まつり」に生徒の作品を出展したり,こどもみらい館での「みらいっこまつり」で似顔絵作成コーナーを担当するなど,市民の皆様が美術・工芸にふれあう機会を増やす取組も積極的に行っています。