美術を通して、これからの時代を生き抜く力を磨く!
美術工芸科
〒604-0902 京都市中京区土手町通竹屋町下る鉾田町542[MAPを見る]
TEL. 075-211-4984 FAX. 075-211-8994
連日猛暑が続いています。
本校は2期制ですので、前期途中ではありますが、今日で授業はいったん終了し、夏季休暇に入ります。
本日最後のホームルームの時間に校長から話をしました。
●放送による校長からの話
いよいよ明日から夏季休業に入ります。今年は、地震と西日本豪雨の関係の臨時休校措置がありましたので、当初の予定より2日間、短い夏季休暇となります。
今この話をしている同じ時間に、西日本各地で、猛暑の中心休まらない避難所におられる方、住宅が被害に遭ってこれからの暮らしについて深刻に悩んでおられる方、今なお家族が見つからず探している方、大切な人がなくなって悲しみが癒えない方がおられることに思いをはせると、たいへん心が痛みます。
先日ホームページの校長室ブログに書きましたが、自然の力はとてつもなく大きく、人間が制御できるものではありません。しかし人間の力と心でしかできないことがあります。そのことを放棄してしまうことだけはしたくありません。
夏休み、自分に与えられた時間、環境を大切にしてください。時間も環境も保障されない方々のことを思うとき、その時間と環境を粗末にしてはならないと思います。この時間と環境を存分に使って、自分のもっている人間の力を鍛え、心を磨いてください。
明日から京都市の明治150年記念の関連事業として「銅駝美術工芸高校の所属作品展」を堀川御池ギャラリーで開催します。この学校が明治時代に創立して以来139年の間にこの学校で学んで卒業された大先輩の方々のふだん見ることができない作品が展示されます。8月7日までの会期の間に是非、行ってください。
また、本日ホームルームが終わったら、今年3月に本校の代表生徒としてヨーロッパ美術研修に派遣した3名の3年生の報告会があります。ぜひ皆さんマルチホールへ聴きに行ってください。機会があれば、皆さんにもそのチャンスがあるかもしれません。
最後に本日の保健だよりにも書かれていたように、睡眠、食事、休養を意識してきちんととってください。自分の体を自分でよく知り、自分で管理する、管理できない時は医師など専門家に頼るようにしてください。またボランティアとしてオープンスクールに参加してくれるみなさ、復興支援のために宮城県に派遣する代表生徒の皆さん、体調に気を付けてしっかり取り組んでください。
ではよい夏休みを。
●夏季休暇
・7月23日(月)~8月22日(水)
●夏季休暇中の学校閉鎖期間
・8月13日(月)~17日(金)
学校を閉鎖しているので教職員は不在です。
電話の応対もできません。
夏季休暇中も補習やクラブ、オープンスクールのボランティア等で学校に登校する生徒がたくさんいます。登下校中も含め、熱中症予防を含め体調管理にはいつも以上に注意ししてほしいと思います。