美術を通して、これからの時代を生き抜く力を磨く!
美術工芸科
〒604-0902 京都市中京区土手町通竹屋町下る鉾田町542[MAPを見る]
TEL. 075-211-4984 FAX. 075-211-8994
3年生の「表現演習(E講座)」では、11月に開催する、京都東山老年サナトリウムとのワークショッに向けて、事前学習に取り組んでいます。
この取り組みは昨年度より始まり、今年度で2年目になります。今年度はステンシルを用いた共同制作に挑戦するため、現在は型紙のデザインおよび切抜きの作業を行っています。
先週10月23日(火)には、大阪芸術大学より中谷昭雄先生をお招きして「芸術療法」について特別講義をしていただきました。実際に医療の現場でも美術を通して様々な方と関わっておられる中谷先生ならではの視点で、どのようにすれば人々が自由に、心地よく自己表現することができるのか、というテーマを中心にお話いただきました。
様々なケースの患者さんがいる医療の現場において、患者さんとの関係性を築くためには「共感」「信頼」「愛情」がキーワードになることを知り、当日限られた時間のワークショップであっても丁寧に準備する気持ちを確かにしました。
この授業では、すでに特別講義の前から、当日のワークショップに向けて、準備物を制作しています。型紙をつくったり、背景になる布を染めたり少しずつ進めてきました。
単に当日1回きりの学びにならないように、しっかり取り組んでいます。