美術を通して、これからの時代を生き抜く力を磨く!
美術工芸科
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3年アートフロンティアコースの総合的な学習の時間「表現探求F」
アニメーションの制作現場やゲーム業界の動向について学ぶため、大阪成蹊大学の糸曽賢志先生を講師にお招きし、「アニメ業界の最前線」をテーマに講演を行っていただきました。
「ラ・ラ・ランド」など映画の宣伝ポスターは世界と日本では大きく異なることを例に、国や世代によって好みや常識は変わること、評価されるためには相手に評価されるように分析し行動することが大切であることや、なぜデッサンするのかと生徒に問いかけ、デッサンで培われる能力の大切さを伝えていただきました。
また、糸曽先生がスタジオジブリの入社面接を受けたときの宮崎駿監督とのエピソードや、崖の上のポニョなど宮崎監督の作品は何度見ても新しい感動や発見があるのはなぜかなど、とても興味深い話の連続で生徒は目を輝かせて聞き入ってみました。
授業を終え、生徒たちの感想を読むと「『何事もゴールがぶれてはいけない』という言葉が自分の中にすっと入ってきました。『誰の』『何の』ために創るのかを明確にし、見る側の気持ちを想像することが大切だということを学びました」や「とても面白かった。誰のために作るのかを考えたり、見る人を考えたりすることが大事だと分かった。また分析することや調べることの大切さを改めて感じた」など、それぞれが深い学びを実感していました。
将来、アニメーションやゲーム制作に携わりたいという進路希望をもつ生徒も多く、とても興味深くワクワクする話を聞かせていただきました。本日の授業で学んだことや触発されたことを今後の制作活動や進路選択に活かしてくれることを期待します。