美術を通して、これからの時代を生き抜く力を磨く!
美術工芸科
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ホームページの紹介が少し遅れましたが、5月の3年アートフロンティアコースの総合的な学習の時間「表現探求F」の紹介します。
5月14日は、京都精華大学の田中圭一先生を講師にお招きし、「魅力的なキャラクターを作ろう!」をテーマに講演とワークショップを行っていただきました。田中圭一先生は漫画「うつヌケ」の作者としてもよく知られている先生です。
マンガをおもしろくする要因の1つに「キャラクターの魅力」があります。今回の授業は、魅力的なキャラクターが創れるノウハウを解説していただいた後、実際に先生の指導のもと、魅力的なキャラクター創りに挑戦しました。
その導入として、ある海外のCM動画を視聴しました。本来おとなしそうなパンダが突如豹変し、気性が荒くなるといった設定です。「なぜこのCMがおもしろいと感じるのか」と問いかけ、ギャップのあるキャラクター設定が笑いを誘うと解説されました。
次に生徒たちは、自分オリジナルのキャラクターを描いて提出し、それをクラスメイトにランダムに配布します。配布されたクラスメイトのキャラクターを見て、目的や家族構成、性格、立場、好きなもの、嫌いなもの、決め台詞などを想像してキャラクターの設定を行いました。田中先生から、「その設定が普通の人がイメージできるそのキャラクターの設定です。今度はその設定の逆の設定を考えてみよう」と提案。自分のキャラクターに他人から見た設定とはギャップのある設定を考えました。マンガ分野やイラスト分野に興味のある生徒も多く、みな生き生きとイラストを描いていました。
本日の授業で学んだことや触発されたことを今後の制作活動や進路選択に生かしてくれることを期待します。お世話になりました田中圭一先生、本当にありがとうございました。