美術を通して、これからの時代を生き抜く力を磨く!
美術工芸科
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3年アートフロンティアコースの総合的な学習の時間「表現探求F」
5月21日は成安造形大学の田中秀彦先生を講師にお招きし、「ファッションショーのつくり方」をテーマに、講演とワークショップを行っていただきました。
ファッションショーとは、個人あるいはグループのデザイナーによる、服飾作品をモデルとなる人間が身に纏い、舞台もしくは特定の空間で観客に発表することであり、「場所」と「出る人」と「見る人」がそろえばどこでもできると説明を受けました。蛍の遺伝子を組み込んだ蚕から絹をとり、蛍のように光るドレスを作ったお話や、シャネルやルイ・ヴィトンはたった一度のファッションショーのために巨大なステージオブジェを作り、その服が持つイメージやコンセプトを表現する空間を演出することなど、とても興味深いお話を伺いました。
ワークショップでは、ウォーキングの基本を体験しました。田中先生の具体的かつ分かりやすい説明で、生徒たちはモデル気分でランウエイを歩く練習をしました。モデルは美人でただ歩くだけなく、デザイナーの指示や想いを瞬時に理解し、それを表現できる人でなくては務まらないことを学びました。
本日の授業で学んだことや触発されたことを生徒たちは文化祭のファッションショーで生かしてくれることを期待します。お世話になりました田中秀彦先生、本当にありがとうございました。