美術を通して、これからの時代を生き抜く力を磨く!
美術工芸科
〒604-0902 京都市中京区土手町通竹屋町下る鉾田町542[MAPを見る]
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10日(火)、京都市教育委員会の主催で「番組小学校創設150周年記念式典・記念講演会」が京都市総合教育センターで開催され、本校校長も出席しました。
1869年(明治2)、京都で全国で先駆けて小学校が建設されてから今年は150年目に当たります。江戸から明治に時代が変わって天皇は長く都のあった京都から東京へ。京都の人口も35万人から24万人に激減。京都の町の衰退が心配されましたが、京都の町の人々は、「まちづくりは人づくりから」という思いで町からお金を出資して、町内の子どもを教育する番組小学校を建設しました。明治維新から間がない1869年に計64の「番組小学校」が設立されました。その後そうして「尋常小学校」、「国民学校」の時代を経て京都市立の小学校として町の人々が大切に支援してきました。
統廃合された学校もありますが、本日の式典は当時のすべての小学校区の自治連合会の代表の方、関係する小中学校、高校の校長が出席しました。
本校は、上京第三十一番組小学校、銅駝尋常小学校、銅駝国民学校、銅駝中学校の校地で教育活動をさせていただいています。1980年、銅駝中学校が当時の柳池中学校(現・京都御池中学校)に統廃合された後、日吉ケ丘高校の美術課程が、美術単独の専門高校としてこの地に移転してきました。
先日銅駝学区でも「銅駝校150周年記念式典」と関連するイベントを開催されました。歴史の重み、地域の方々の学校に対する熱い思いを常々感じております。
本日は、式典の後、歴史学者で国際日本文化研究センター准教授の磯田道史氏が講演されました。
写真は本日記念に配布された図録と小冊子です。図録は各学区ごとの小学校の記事が掲載されており、開いてあるのは銅駝校のページです。