一歩踏み出すGlobal Citizen
普通科・アカデミア科
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2年生普通科の総合的な探究の時間では「社会をよくするために生徒が自分で企画をつくる」という活動を行っています。
今日はその前段階として、教員が今の社会の問題やその解決の糸口について授業をする「SDGs講義」という特別授業を行いました。
生徒が社会の現状と課題を知って自分の企画づくりの参考にする、というのがこの「SDGs講義」の目標なのですが、今日はそのうちの3つを少しだけご紹介します。
最初の写真は「京都に鉄道を引くならどうする?」講座です。
生徒は、京都市の地域ごとの人口の増減、大学の立地、鉄道の種類別の建設費用といった様々な資料を与えられ、それをもとにどこにどんな鉄道を引くのか考えています。
観光地の混雑をどうするか等、みんな真剣に考えていたようです。
次の写真は「国境を越えた他者理解」、通称「難民」講座です。
難民について簡単に知った後、生徒たちは「いのちの持ち物検査」をします。赤青黄と三色の付箋を用意し、「自分が持っているもの」や、「自分を証明するもの」を書き出していくのですが、この付箋をはがすことで生徒たちには様々な感情が浮かんでくるようです。
最後の写真は「多様性の尊重」講義の様子です。なかでも「友達100人もしいたら…」という、社会の多様性を意識するためのアクティビティの様子です。
人種・民族の多様性や性の多様性はデリケートな問題ですが、生徒たちが積極的に質問に答えるなど、予想していたよりも随分と活発な授業になりました。
6つのSDGs講義のうち3つを紹介してきました。残り3つの紹介はまた来週になります。