一歩踏み出すGlobal Citizen
普通科・アカデミア科
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1年生「むらさきのGAP(Global Action Program)」では、紫野高校オリジナルテキストを使い,「持続可能な社会の構築」をテーマに、様々な学習に取り組み、問題発見力・解決力や論理的思考力などを鍛えていきます。
第4回目の授業は「SDGs4 教育援助の在り方について考えよう」。
世界の教育問題に対応するために,先進国が教育援助を行う場合があります。今日の授業では教育援助についての会議のロールプレイを行い,援助国と被援助国それぞれの視点に立って,よりよい教育援助について考えました。
会議では,「援助する側のA国政府の担当者」「A国の市民」「援助する側のB国政府の担当者」「援助を受ける側のC国政府担当者」「C国の小学校の校長先生」「国際NGOスタッフ」「C国の市民」に分かれて,議論を行います。
「高等教育を重視した教育援助とは,具体的にどんな援助か」
「昨年はどの地域で,どのくらいの教育援助を行ったのか」
「具体的に市民が求めている援助とは何か」
それぞれの立場からのスピーチと,それに対する質問によって,「援助される国の市民」「援助される国の政府」「援助する国の政府」の考え方の違いが明確になっていきます。
生徒達はロールプレイを通じて,世界の教育問題が解決に向かうには,どのようなアプローチが必要なのかについて理解を深めました。日本に住む私達にはどんなことができるのかについて,考えるきっかけにしてほしいと思います。