一歩踏み出すGlobal Citizen
普通科・アカデミア科
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1年生「むらさきのGAP(Global Action Program)」では、紫野高校オリジナルテキストを使い、「持続可能な社会の構築」をテーマに、様々な学習に取り組み、問題発見力・解決力や論理的思考力などを鍛えていきます。
第6回目の授業は「ピラミッドストラクチャーを使いこなそう」。
前回の授業では、論理的な文章の条件を学びました。今回は、文章の論理性を吟味するために、これから書こうとしている文章の構造を視覚化することをワークを通じて学びます。
ピラミッドストラクチャーとは、意見や主張を一つ述べる際、理由をいくつか用意し、さらにその理由ごとにそれを支える根拠(例やデータ)をいくつか用意する、というように多段構造をなす図式です。
生徒達は、「原子力発電」「難民問題」「プラスチック税の導入について」などに関する賛成・反対の意見文を分析して、論理的な文章に必要となる「意見―理由―根拠」を適切に整理することに励んでいました。
『ある人の意見をこうやって整理できると、どこにツッコミ(反論)を入れたら良いかがわかって面白かった。』
『議論が得意な人の頭の中ってこういう風になっているのかもしれないなと色々と気づくことができたし、自分もこうして意見を分析して整理できるようになりたいと思えた。』
意識的に文章を分析することについて、多くの生徒にとって新たな発見があったようです。今日気づいたことを、この後に続くディベート(討論)でぜひ活かしてほしいと思います。