一歩踏み出すGlobal Citizen
普通科・アカデミア科
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カナダに留学中の生徒より、便りが届きました!留学の素晴らしさとともに、難しさについても語ってくれています。ぜひご覧ください。
留学を始めて半年以上が立ち、帰国まで四か月を切りました。初めのころは学校や英語、家族との生活に慣れるのに必死でしたが、カナダでの生活に慣れた今では、目先の学校生活よりも帰国してからの日本での大学進学、受験に必要な英語試験のスコア取得、荷物の発送準備など、帰国と受験に向けての準備も並行して進めていて、とても忙しい毎日を過ごしています。親のいない環境で、ネットの情報だけを頼りに進路について考えることは、日本で進路について考えるよりも、難しく疲れるものだと感じています。
学校生活では、クリスマスにはダンスパーティーがあったり、年明けには学校の友達とカナダの首都オタワへ遊びに行ったり、冬休みが終わったと思えばすぐに一学期終わりの大事な大きなテストに向けての勉強を始めなければいけなかったり、テストが終わればすぐに二学期が始まったり、数か月間でたくさんのカナダならではの経験ができたと思います。カナダでは、教科によって小テストを定期的に行うものもありますが、日本で言う中間テスト、期末テストといった大きな試験は各学期に一度しかないため、カナダに来て初めての英語での重要な試験を一学期終わりの二月に受験しました。受験の方式も日数も教科数も日本とは異なる点が多く、試験でさえも日本とは違う異文化を体験することができました。
カナダや他の欧米諸国では、各学期に毎日同じ教科を週ごとに順番だけ変えて受講し、学期が変わるタイミングで受講する教科を変える、という方式で時間割が組まれていくので、二学期が始まったばかりの二月初めは、一学期よりも難易度の上がった新しい授業についていったり新しいクラスメンバーに慣れるのに必死で精神的にも体力的にも消耗する日々が続いていましたが、数週間経ち、今では新しい環境に適応して、学校生活以外の面にも気を配る余裕が生まれてきました。(その2へ続く)