一歩踏み出すGlobal Citizen
普通科・アカデミア科
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8月1日の分科会では、5つのカテゴリーに分かれて、それぞれの研究テーマについて発表を行いました。本校3年生はEducation(教育)の分野で、日本の教育、教員の労働環境についての考察を発表しました。考察にはアメリカ、エストニア、そして南アフリカの先生方にも協力をして頂きました。15分の発表の後、10分の質疑応答がありましたが、和歌山県の高校生や、海外からの参加者の質問にも自分の考えを分かりやすく、しっかりと伝えていました。
その後行われたカテゴリー別のディスカッションでは、「地域や国は異なっていても、教育が大切である。日々の授業は、生徒一人ひとりの未来に繋がっている」という想いを全員で共有していました。
これからの未来を担う各国の高校生が、自国のこと、そして世界のことについて意見を共有し、コミュニケーションを図った6日間でした。このような時間は小さなことかもしれないけれど、相手を知る、違いを知ることがより良い世界に繋がると信じている、という生徒たちの言葉が心に残りました。
また6日間という取り組みを主催して頂いた和歌山県の関係者の方々に感謝いたします。素晴らしい機会を与えて頂き本当にありがとうございました。
以下は、参加生徒からの感想レポートです。
3日目の分科会では、私も調査の発表を行いました。緊張しましたが、練習通りに発表できたとおもいます。海外の教育現場の現状や課題点、日本との違いなどを多く知ることができました。
全体会への準備では、一つの問題に対して他の国の生徒と話し合うことができ、新しい視点や考え方を学ぶことができるいい機会になりました。休憩時間は各国のゲームをしたりして、仲を深めることができました。
4日目の全体会では、各カテゴリーについてのディスカッションがありました。私のカテゴリーでは「より良い教育のために私たちができることは何か」というテーマでディスカッションを行いました。分科会を通して深めたそれぞれの考えを発表できたと思います。
この4日間を通して、さまざまな国から来た多くの高校生と出会い、友達になることができました。また、分科会、全体会を通じて新しい考え方を知ることができ、自分の視野が広がったと感じました。今後も、この貴重な機会を活かして世界について学び、自分自身を成長させたいと思います。