一歩踏み出すGlobal Citizen
普通科・アカデミア科
〒603-8231 京都市北区紫野大徳寺町22[MAPを見る]
TEL. 075-491-0221 FAX. 075-492-0968
本日,社会科学分野の高大連携講座を実施し,6名の生徒が参加しました。
今回お招きしたのは,立命館大学文学部の川那部隆司先生です。
川那部先生は教育心理学を専門に研究をされており,1月に行われたGCフェスタの外部審査員としてもお越し下さいました。
本日は,『「教える」には何が必要か~教育心理学の考え方~』という題で講義をしてくださいました。
計算ミスをした分数の計算から,なぜその答えが導かれるのかを考える活動では,全員が頭を抱えて悩んでいる姿が見られました。教えるという行動には,子どもがもともと持っている知識(論理)を把握しておく必要があるということを学びました。
また,人間は一度にすべての情報を処理できないという特徴から,「ながら学習」の非効率性が主張されているということを,映像に現れる変化を見つける活動で体験しました。学ぶ側にも「学ぼうとする姿勢」が大切であるということが実感できる活動でした。
最後に,川那部先生から,生徒たちに「進路を考える手掛かり」として,「どのような興味・関心の持ち方をしているのかを考えることが重要である」というお言葉をいただきました。次年度から3年生になる生徒たちに,良い刺激となりました!