一歩踏み出すGlobal Citizen
普通科・アカデミア科
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引率の先生より
8月5日(金)は、シュバリエカレッジでの最終日でした。
午前中は、日本語クラスでの文化紹介、Scienceクラスがありました。
日本文化紹介のクラスでは、紫野の2つのグループが日本語クラスの生徒に対して、かるた、折り紙のワークショップを行いました。かるたは準備が大変そうでしたが、絵柄と読み札を自分たちで一から準備しました。アルファベットa~zまで、自分たちで英語の文章と図柄を考え、紙に印刷し、グルーブの数だけかるたを作る作業はとても大変です。よく頑張ったと思います。そのおかげで、大変盛り上がりました。
続いて、別のグループが折り紙ワークショップを行いました。
こちらのグループも工夫を凝らし、単なる折り紙ではなく、遊べる折り紙をテーマにしました。まず手裏剣の折り方を説明し、最後に自分で作った手裏剣で的あてゲームを開催、シュバリエの生徒たちはゲームを楽しんでいました。
英語を使って日本文化をどうやったら楽しく伝えることが出来るのか、2グループともに創意工夫し、しっかりとした成果を出すことが出来ました。
シュバリエ交流プログラムは、単に英語を学ぶ場ではなく、プレゼンテーション力をつける実践的なアクティビティも含まれています。全5グループがこの期間を通して文化紹介を行いましたが、この活動を通じて実践的なコミュニケーション力を養うことができたと思います。
また、Scienceクラスではタブレット端末を用い、自分がベストだと思う化学実験の映像を探し、レポートにする授業が行われ、紫野の生徒もその活動に参加しました。
シュバリエの生徒とペアになり、元素記号とにらめっこをしながらYoutubeでいろいろな実験を探していました。アクティブラーニング形式の授業で、日本ではなかなか見かけない工夫を凝らした授業でした。自分が覚えた元素記号も、英語になると途端に何と言ったらいいか分からなくなり、生徒たちも苦戦していましたが、シュバリエの生徒たちと知恵を絞って、一緒になって頑張る姿は、この2週間の成長の集大成にも見えました。
夕方には、Farewell Party(さよならパーティー)が行われました。
紫野生は全員が浴衣、甚平などに着替え、とても華やかなパーティーになりました。また、紫野の1年生2名がMCを務め、立派にパーティーの進行をしてくれました。
パーティーは、まず紫野高校生全員のダンスパフォーマンスから始まり、その後オーストラリアの生徒と一緒になってブッシュダンス(マイムマイムのような集団のダンス)を踊りました。
盛り上がったところで、ホストとの団らん、引率教員からの簡単な日本文化紹介の後、シュバリエ側から生徒全員(引率教員含む)に、日本へのお土産の品が送られました。
そして紫野高校生、シュバリエ教頭先生からの謝辞が続き、その後は紫野生全員で「3月9日」を合唱しました。練習時間があまりとれない中、みんな頑張って練習していましたが、本番では感極まって紫野生が皆涙を流していました。ホストも、目元を押さえながら聞いている姿が見られました。
でも、やっぱり最後はハッピーで終わらせたい!ということで、最後は「Good Time」を紫野生で歌いました。
この時にはシュバリエの生徒もホストもみんなが前に出てきて、全員で歌い、踊り、出会えた感動と喜びを分かち合いました。その後、紫野生とホストファミリーは一緒になって、最後の週末を一緒に過ごすために帰宅していきました。
出会えた喜びと別れの寂しさはありますが、すべてを詰め込んだ、素晴らしいFarewell Partyでした。