一歩踏み出すGlobal Citizen
普通科・アカデミア科
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本日、3年生のLHRで、経済産業省 特許庁の丸山大志様、に「模倣品を多角的に考える」ことについてご講演頂きました。 ご講演後には、不正商品大作協議会の赤羽航平様、川端真理子様が、寸劇を通して、海賊版を拡散するとどうなってしまうのかを分かりやすく伝えて下さいました。
まずは、模倣品を購入すると、正規の生産者に利益がもたらされない、オリジナルを作ろうとする人がいなくなる、社会にとってはよくないことなどを学びました。
その後、多角的に考える機会として、「模倣品を製造する立場からその正当性を主張するチーム」として近くの生徒でグループ交流し、「楽して儲けたい」、「消費者目線でも安く買える」、「困窮した生活から脱却できることにつながるかもしれない」などの意見が出ました。
最後に、「知的財産権を守るために政府にできることは何か」の問いかけには、「模倣品が蔓延しないようにきつく取り締まる」、「インターネットプロバイダーを支える取組を行う」、「今日のように一般の人に知的財産権を分かってもらえるキャンペーンをする」などの意見が出ました。
講演会ということでしたが、壇上から生徒の場所まで降りて下さり、生徒とたくさんのやりとりしながらお話を進めて頂き、楽しく学ぶことができました。
今回の講演会を通して、模倣品についてのことだけでなく、何事も自分事として吸収することが大切なこと、そして、相手に伝わるコミュニケーション手段として、一つの物事を多角的に考えるために、言葉を定義し、数字で示すことの重要性も学びました。
ご講演頂いた皆様、本当にありがとうございました。