一歩踏み出すGlobal Citizen
普通科・アカデミア科
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こんにちは、GC教育部です♪
紫野高校の1年生の総合的な探究の時間「Global Citizenship1」の様子をお伝えします!
前回から新しい単元である「校内巡検」が始まりました!
校内巡検の第1回では「ここは紫野高校に通う人々にとって不自由だな」「ここをもっとこういう風に活用したらもっと自由になれるのにな」という場所を探すために、校内を巡検しました。
今回は第2回「提案を具体化しよう!」です。
生徒たちは、前回に巡検をして気が付いた「紫野高校内の不自由さやもっと活用した方がいい場所」を付箋に書写し、それを『実現可能性マトリックス』で分析していきます。このマトリックスは「横軸:実現可能性が高い・低い」「縦軸:実行意義が高い・低い」の4つの領域に分かれており、そこに全員が付箋を貼っていきます。
全員が付箋を貼り終えた後、その中からグループ全員が考えたい、解決したことを2つ選択し、それについて話し合いを進めていきました。その際に行った活動が
『ペルソナシート』
です。これは、ある課題の解決策を考える際に「代表的な人物像(ペルソナ)」を1枚のシートで具体的に表現したもので、企業等で開発や企画の方針を定める際に活用される手法です。
生徒たちの議論では、選択した「解決したいこと」について、ブレインストーミング的にペルソナを組み立てる過程で「本当にこういう人いそう!」「ということは、こんな悩みもあるかも!」「確かにこんな行動とるかも!」というアイデアが飛び交い、発想の幅が広がっていました!
授業全体を通じて重要なのが前回の「誰もが自由でいられる世界」の単元で学んだ『全員の合意で成り立っているのか』『全員が納得するまで対話できたか』『全員が安心安全な空間で話合いができているか』です。
生徒たちは、互いの意見を尊重しあい、どうすれば紫野高校がより良い場所になるのかについて考えることができている様子でした♪次回は、具体的に提案書を作成していきます、お楽しみに!