一歩踏み出すGlobal Citizen
普通科・アカデミア科
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こんにちは、GC教育部です♪
紫野高校の2年生の総合的な探究の時間「Global Citizenship2」の様子をお伝えします!
前回は、生徒一人ひとりが「私が解決したい不自由さ」を考え、それについて3Dインタビューを通じて深掘りをしました!
今回は、前回の結果を踏まえて、「不自由さ」を解決するためのアプリ開発について、3つのパートからなる『全体設計図』を2人1組で作成しました♪
第1パート:『誰かひとりの不自由さ』
課題や困り事に加え、「さらに〇〇になってほしい」という願いが優れたアプリにつながっていきます。このパートでは「誰のどんな自由を実現したいのか(テーマ)」「どんな人の不自由さなのか(その人の特徴)」「いつどこで感じる不自由なのか(生活のシーン)」「その人はどんな気持ちになっているのか(どんな気持ち?何がそうさせている?その感情になると何が問題?)」について考えました!
第2パート:『実現したい未来』
「理想の未来」を考えることが、アプリ設計のカギになります。このパートでは「あなたが助けたいと思っている人が、どんな状態になったら喜ぶか想像する」「こうなって欲しい未来とは」「実現したらどんな気持ちになるのか」「もっと欲張るならどんな状態か」について考えました!
第3パート:『自由を叶えるアプリ設計』
助けたい人が「自由になった姿」を徹底的に突き詰めることで、自由になるために必要なことを具体化することができます。このパートでは「使用場面の深掘り~いつ、どんな時に使うアプリなのか、ショートストーリーをつくろう~」「つける機能~どんなアプリを使ってもらうのか、機能を12個考えよう~」について議論を深めました!
生徒たちが考えたテーマ(誰のどんな自由を実現したいか)を少しご紹介します!
『年の離れた兄弟を楽しませたい母親の「遊び場所選び」』
『高齢者が医療情報を理解して正しく服薬できるようにする』
『子育てする人の孤独感をなくす』
『スマホ依存による中高生の睡眠不足』
『自分に自信がない子どもたちが意見をはっきり言えるようにする』
提出された一人ひとりの全体設計図からは「この不自由さを解決したい!」という熱い想いに溢れていました。いよいよ次回からMIT App Inventorを用いてアプリ開発が始まります!お楽しみに♪