一歩踏み出すGlobal Citizen
普通科・アカデミア科
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こんにちは、GC教育部です♪
今回は、紫野高校2年生の総合的な探究の時間「Global Citizenship 2」の様子をお伝えします!
夏休み前までに生徒たちは、自分たちが解決したい「不自由さ」をテーマに、アプリの構想や下書きを練り上げ、MIT App Inventorを活用したアプリ開発に着手しました。
ただ、前回の活動から夏休みを挟んで約1か月。「あれ?どうやってこのプログラムを組むんだっけ?」「あの時のアイデア、どこにメモしてたかな?」と、少し戸惑う声も聞こえてきます。それでも、生徒たちは同じ講座の仲間と声を掛け合い、教え合いながら、試行錯誤を重ねていました。教室のあちこちで、パソコンの画面をのぞき込みながら「ここはこうすれば動くんじゃない?」「あ、できた!」という声が上がり、活気にあふれています。
さらに今回からは、担当教員との面談も同時進行で始まりました。この面談では、次のような10の観点をもとに、自分たちの活動を整理していきます。
1.どのような「不自由」を解決したいのか(テーマ設定)
2.そのテーマを選んだ理由(経験や想い)
3.その不自由さを抱えているのは誰か、どんな場面で直面しているのか
4.そのとき、その人はどんな気持ちになっているのか
5.その現状に対して、どんな未来を望んでいるのか
6.その未来を実現するために、アプリにどんな機能を付ける予定か
7.その中で、最も効果的だと思う機能は何か
8.現時点で、その機能を実装できているか
9.アプリ開発にあたり、どんな支援が必要か
10.今できている機能で、不自由さはどの程度解消できているか(0~100%)
こうした問いを通じて、生徒たちは自分たちのアイデアを言語化し、「本当に解決したい課題は何か」を再確認します。正解のない問いに向き合うからこそ、面談は生徒も教員も真剣勝負。お互いに納得できる「解」を探しながら、議論を深めています。
生徒たちの挑戦がどんな形になるのか、ぜひご期待ください!