
一歩踏み出すGlobal Citizen
普通科・アカデミア科
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こんにちは、GC教育部です♪
今回は、紫野高校2年生の総合的な探究の時間「Global Citizenship2(GC2)」の授業の様子をお伝えします。生徒たちはこれまで積み重ねてきた探究の成果をもとに、それらを論文という形にまとめる段階へと進んでいます。
前回の授業では、仮説の正しさを確かめ、より良い形へと再構築するために参考文献を検索し、その内容を整理するメモシートづくりに取り組みました。今週からは「文献調査」「開発中のアプリの修正」「論文の執筆」という三つの方向に分かれ、各自が必要な探究活動を進めていきます。
授業の冒頭には、これまで4か月にわたってアプリ開発を支えてくださった株式会社IRODORIの武居さんから挨拶をいただきました。武居さんをはじめとするIRODORIのスタッフの皆さんは、生徒一人ひとりのアプリ開発に寄り添い、試行錯誤を共にしてくださった心強い伴走者です。
今回はその最終回ということもあり、生徒たちがどのように成長してきたか、そしてこの経験が将来どのような力につながっていくのか、温かい言葉をかけてくださいました。また、12月から始まるアプリ開発の大会「Japan Wagamama Awards」についても紹介があり、本校からはすでに15名がエントリーしています。3月の全国大会、さらに6月のボストンでの世界大会を見据え、生徒たちの挑戦はすでに始まっています。この経験が新たな一歩につながることを心から期待しています。
授業の後半では、参考文献の整理を終えた生徒たちがいよいよ論文執筆に入りました。「アプリ開発に取り組んだ背景や問題意識」「研究の目的や問い」「開発アプローチと設計の工夫」「結果の分析と社会的意義」「結論と今後の展望」「探究を通じた自己の変容や学び」など、自分の歩んできたプロセスを一つひとつ言葉にしていきます。論文を書くことは、単に成果をまとめる作業ではなく、自分の興味関心がどこにあり、社会とどのようにつながっているのかを見つめる大切な機会でもあります。
ここからさらに探究が深まり、生徒たちの言葉がどのように紡がれていくのか、とても楽しみです。

