一歩踏み出すGlobal Citizen
普通科・アカデミア科
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7/18(土)~7/20(月祝)にかけて、本校アカデミア科の1年生が恒例のサマーセミナーに参加してきました。
サマーセミナーは、3日間ずっと英語のみを使って様々な活動を行う、本校の伝統的なセミナーです。
紫野高校から離れて、伏見工業高校の呉竹館を借りて行われました。
全部で12班に分かれて、一つの班に一人づつALTの先生がついて補佐をします。
日ごろから、英語には自信のあるアカデミア科の生徒たちですが、挑戦しがいのある難しい課題を前に、「日本語やったら説明出来るのに、英語やと思うように伝えられへん!」と最初は四苦八苦です。
以下は活動のほんの一部ですが、ご紹介いたします。
1. 1日目のかるた活動の様子
ALTの先生が持っている封筒の中には、英語の単語カードがたくさん入っています。
生徒は順番にカードを引き、カードに記載された単語を英語で説明します。その説明を聞いてALTがカードの単語を言い当てることが出来れば1ポイントゲットです。決められた時間の中で、どれだけのポイントを採れるかで各班が競い合います。スピードが勝負なので、白熱した活動になりました。
英語で英語を説明することで、生徒の英語脳が活性化されている様子でした。
2. 2日目 スピーチコンテスト予選の様子
2枚目はスピーチコンテストの様子です。
これは、事前に各自が用意した自由なトピックについて、原稿を見ずにスピーチを行うという活動です。各班の中で予選を行い、ALTがつけた得点が最も高い生徒が本選に進みます。
最終的には、12人のファイナリストが全員の前で演台を使ってスピーチを行いました。
素晴らしい内容のものが多く、聞いていて思わず引き込まれてしまいました。
3. 3日目のフィールドワークの発表の様子
最終日は呉竹館を飛び出し、各班が街へ出て外国人にインタビューをしてきました。
京都は観光客が多く、20人以上のインタビューをしてきたグループもありました。インタビューの他に、京都の文化に触れるワークショップに参加し、生徒は帰ってきた後、午前中の活動をみんなに報告します。
ICT機器を使い、自分たちがスマホで撮ってきた写真をプロジェクタに投影して発表しています。さっき撮影してきた写真を共有し、パソコンを使わずにすぐに編集してプレゼンテーションで使うというのは、近年スマホの普及で初めて可能になった発表方法です。
ICTは運用次第で優れたツールになるということを、生徒も活動を通して実感してくれたのではないでしょうか。
3日間が終わった時には、皆完全に英語脳になっているようで、閉会後に最後の会館の掃除をしている最中も、ずっと英語で話している生徒が多くいました。
来年3月に行くオーストラリア研修に向けて、非常によい活動になったと思います。
アカデミア科の皆さん、ALTの皆さん、本当にお疲れ様でした!