一歩踏み出すGlobal Citizen
普通科・アカデミア科
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グローバルリーダー育成研修(8月4日)のオックスフォード大学見学とオックスフォード大学生とのディスカッションの様子が送られてきましたので、報告します。
【引率の先生より】
研修も終盤にさしかかりました。
朝から晴天に恵まれ、早朝から意気揚々とオックスフォードへのエクスカ―ジョンに向かいました。
現地でオックスフォード出身の4名のスタッフと合流し、まずは街を案内していただきました。先週のケンブリッジに続き、世界的に有名な、歴史のある大学が立ち並ぶ街並みの中には、『不思議の国のアリス』の筆者ルイス・キャロルに関する話や、C.S.Lewisが『ナルニヤ国物語』を書く土壌となった場所、また学生たちの闘争の歴史や建物の由来など、様々なエピソードが隠されており、それらを身近に感じることが出来ました。
午後はタウンホールの一室をお借りして、引き続き4名のスタッフから「説得力のあるスピーチについて」講演をしていただき、スピーチに必要な7つの修辞技法を、有名な小説や聖書からの引用、オバマ大統領の" Yes we can speech " を例に挙げながら分かりやすく教えていただきました。
専門用語が並び、話すスピードも速かったのですが、皆内容をよく理解し、質問に積極的に答える姿も見られ、この取組に対する並ならぬ意欲と、本研修の成果が感じられました。
この講義を元に、生徒も技法を取り入れたスピーチを作成し、皆の前で披露しました。学んだことが非常によく生かされ、説得力があり、笑いも誘う素晴らしいスピーチに大拍手がおこり、スタッフの方々からもお褒めの言葉をいただきました。
その後4つのグループに分かれ、大学生活について話し合いました。皆熱心に聞き、質問し、たくさんのことを教わり、非常に有意義な時間が持てました。
今日のプログラムを通して、目指しているゴールがいかに大きく、世界はいかに広いか、を感じ、多角的にものごとを考えることの重要性をますます認識してくれたことと思います。
本研修のテーマの一つである多様性を、オックスフォードという地で実感出来たこと、またこの地で自分の英語力を試せたことも大きな自信に繋がり、一生忘れ得ぬ経験になったことでしょう。
一つ一つのプログラムや授業、人との出会い、別れ、一瞬一瞬を全て大切にし、残り少なくなったレスターでの日々を充実させてくれることを願っています。
【写真】
(上)オックスフォード大学+オックスフォードの街を散策、(中)オックスフォードの街並み、(下)タウンホールでの講義と発表+ディスカッション